旅の終わりに…… 2009年11月09日 「映画館に、日本映画があった頃」のあとがきに当たる文章です。掲載当初から寝た子を起こすみたいな過激な文章に一部編集して掲載も検討したのですが、30代前半という一番ギラギラとして仕事に意欲を持っていた頃の野沢自身の心情を書いたものなので、そのまま掲載しました。 しかし、前回も書きましたように、その後お仕事をしていく中で関係各所との関係改… 続きを読むread more
映画館に何故、愛着を感じなくなったか③ 2009年10月27日 10/23よりつづき 映画館に何故、愛着を感じなくなったか ③ では僕が説明する。どんな批詐家よりも的確にこの映画を捉えてみせよう。 『集団左遷』とはこういう映画だ。 映画はまず、89年のバブル時代と94年現在との対比から始まる。 主人公・滝川が西新宿を地上げ完了する。強欲なラーメン屋夫婦を尻目に外に出てきた… 続きを読むread more
映画館に何故、愛着を感じなくなったか ② 2009年10月23日 10/20よりつづき 映画館に何故、愛着を感じなくなったか ② 決定稿は時間的に長い。しかも津川氏はまだ納得していない。だから撮影台本という形で、現場サイドでホンを直させてもらう。筆頭プロデューサーの申し出を、いくら疲れきっていたとはいえ「好きにして下さい」と簡単に受け入れたことが最大の誤りだった。最後の最後まで現場に張り… 続きを読むread more